心理学

「自ら行動して結果を残す」優秀な部下に育てる環境づくりとは

こんにちは! 寺本です!

本日は私のブログメディアにお越しくださり、ありがとうございます!

今回は、「「自ら行動して結果を残す」優秀な部下に育てる環境づくりとは」というタイトルでお話しさせていただきたいと思います。

皆さんは、

なかなか自分で行動してくれない
自分の考えをもう少し持ってくれたら
彼らの成長を待つだけでなく、自分が彼らにできることはないのか?

と悩んでいませんか?

今回の記事では、

「自分で考えて行動できる優秀な部下を育てる」

環境の作り方という話をさせていただきたいと思います。

どういう人が優秀な部下なのか?

皆さんはどんな人を優秀な部下と思いますか?

状況によって優秀な部下の定義が変わってくると思います。

今回の話では、優秀な部下は以下の3つの特徴を備えた人だと定義させてもらいます。

優秀な部下の特徴

・自主性を持っている
・行動に責任を持つ
・好奇心が豊富である

一言で言うと

「わがまま」

な性格を持つ人です。

この特徴を持っている優秀な社員に必要な環境を整えられない場合、

「周りの社員と合わずに潰れてしまう」

「環境に染まって、自主性をなくしてしまう」

「環境が整っている他の会社にいってしまう」

など

様々な形で優秀な社員がいなくなってしまいます。

優秀な人の特徴

・自主性を持っている
・行動に責任を持つ
・好奇心が豊富である

一言で言うと「わがまま」な性格の人

優秀な社員の環境を整えられない場合

様々な形で優秀な社員がいなくなってしまいます。

優秀な部下を作る環境とは?

優秀な部下とは、「わがまま」な性格の人という話をさせていただきました。

彼らは、ワガママな一方で自主性や自責思考で好奇心が豊富で挑戦するという特徴も持っています。

このような優秀な人材を育てるには、どのような環境を作る必要があるか?

結論から話すと、

「失敗できる環境」

を作り出す必要があります。

なぜ、「失敗できる環境」が優秀な人を育てるのに必要か説明してきます。

人間は成功して称賛されるよりも失敗して非難されたくない

結論から先に話させていただくと、

人間本能で

「成功よりも失敗したくない」

という心理が働きます。

なので、成功するよりも失敗が怖くて行動ができな人が多いです。

言葉で説明するとわかりづらいと思うので、具体例で説明してきます。

例えば、好きな人に告白をすることをイメージしてください

【成功よりも失敗したくない】 好きな人に告白する例

あなたが

「現在、好きな人に告白する。」

もしくは

「現在の彼女や奥さん」

に告白することを想像してください。

告白する際、

「現在の関係性が崩れるぐらいなら、このままでいいかも」

「断られたら、この先話す時気まずい状況になるかも」

と考えていませんか?

それで、タイミングをずらしたことが何度かあると思います。

最悪、告白するタイミングを逃して諦めたこともある人がいると思います。

 

この時に、

「関係性が絶対崩れずに、現在の状態を維持したままである」

と保証されている告白ができたらどうでしょう。

おそらく、あなたはそんなことを考えずに

「好きでずっといたい!!」

という思いで簡単に告白できるのではないでしょうか。

このように人間の本能では、

「成功よりも失敗したくない」

と心理が働くので、多くの人が行動できないわけです。

これは、優秀な人でも同様のことが言えます。

なので、好奇心があって自分で責任を持って行動ができて、成果を残せる彼らを育てるためには成功するために何度挑戦しても失敗できる環境が必要になってくるわけです。

優秀な人を育てる環境とは

「失敗できる環境」

何故、失敗できる環境を作る必要があるか

人間の本能の働きとして、「成功したいよりも失敗したくない」という心理があるので、その心理に打ち勝ちやすい優秀な部下が何度も挑戦して成果を残せるように「失敗できる環境」を用意する必要がある。

優秀な部下を作る環境づくりの施策2選

人間は成功よりも失敗を恐れて行動しないので、「失敗できる環境」を用意する必要があるという話をしてきました。

「失敗できる」環境をどのように用意すれば良いのか?
私は、環境作りのために以下の2つをお勧めします。これから、順に話していきます。

①挑戦自体を評価
②サポートの徹底

①挑戦自体を評価

まず、①挑戦自体を評価することです。

これは、挑戦すると決めて行動するだけで行動しない人よりも評価を高くするように評価制度を整えるということです

理由としては、現代社会では、AIの発達やブロックチェーン、IOTなど現代社会の技術の成長スピードが限りなく早くなってきています。

その中で1回で成功する可能性は少なくなっており、現状維持だけでは、技術の成長スピードについて行かずに競争社会では生きていけない状況になってきています。

そのため、挑戦自体を評価することで優秀な社員が何度失敗しても次の挑戦に向かっていけるように評価制度を整えてあげる必要があるからです。

②サポート体制の徹底

2つ目に②サポート体制の徹底することです。

これは、社会人歴の浅いに対して上司や先輩などのサポート体制を整えることです。

理由としては、社会人歴がまだ浅い新人は、経験値がベテランと比べて圧倒的にないのです。ただ、ベテランよりも会社の価値観に染まっておらず、良いことも悪いことも価値観に囚われずに行動することができます。

なので、新たな会社の挑戦を行う際には彼らの自由な行動を妨げずにギリギリのところで彼らの上司や先輩がサポートすることで彼らの失敗のリスクを最小限に抑えることで彼らの失敗への痛みを和らげることができます。

失敗できる環境の作り方

①挑戦自体を評価
挑戦すると決めて行動するだけで、行動しない人よりも評価を高くするように評価制度を整える

②サポート体制の確立
社会人歴の浅いに対して上司や先輩などのサポート体制を整える

最後に

今回は、「「自ら行動して結果を残す」優秀な部下に育てる環境づくりとは」というタイトルで記事を書かせていただきましたが、いかがだったでしょうか?

この記事では、優秀な人を育てるためには以下のことを実践してもらえるといいということを話させていただきました。

失敗できる環境を作る
①評価制度の見直し
②サポート体制の確立

何故、失敗できる環境を作る必要があるか

人間の本能の働きとして、「成功したいよりも失敗したくない」という心理があるので、その心理に打ち勝ちやすい優秀な部下が何度も挑戦して成果を残せるように「失敗できる環境」を用意する必要がある。

是非、優秀な人をさらに育てることで世の中を良い世界にしていただければと思います。

ありがとうございました。