マーケティング

【たったの4Step】アプリ開発者のためのサービスを魅力的に伝えるキャッチコピーの作り方

こんにちは! 寺本です!

本日は私のブログメディアにお越しくださり、ありがとうございます!

今回は、「【たった4Step】アプリ開発者のためのサービスを魅力的に伝えるキャッチコピーの作り方」というタイトルでお話しさせていただきたいと思います。

あなたは、アプリ開発者で

他の競合サービスより絶対に良いものを作っている。

実際に体験してもらえれば満足してもらえるはず。

と良いサービスを作ったにも関わらず、

実際に体験してもらえるところまで行かない、、、

と悩んでいませんか?

今回は、

実際に良いサービスを作る能力はあるが、サービスの魅力を世の中に上手く伝えられない方

に向けてGDTの法則を紹介させていただきたいと思います。

GDTの法則とは人間の叶えたい欲求を以下の3段階で表したものです。

Goal(目標)

Desire(感情)

Teaser(本性)

今回、このGDTの法則を用いた魅力的なキャッチコピーの作り方を伝えさせていただけたらと思います。

どういう風な感じになるの?

と気になる方がいらっしゃると思うので、

実際にGDTの法則ありとなしで

キャッチコピーがどのように変わるのか見ていただきたいと思います。

例: AIを用いたマッチングアプリのキャッチコピー

【GDTの法則なしのキャッチコピー】

AIで相性の良いパートナーを判断して、デート設定まで行うマッチングアプリ

【GDTの法則ありのキャッチコピー】

最新AIで自動的にマッチング。

プロフィール登録するだけで、週に1回好きな人に必ず出会える

どうでしょうか?

GDTありの方が魅力的だと感じる人が多いのではないでしょうか?

この記事を読んでいただけたら、

あなたが作ったキャッチコピーを見たユーザーが

サービスを体験してみたい!!

と思っていただけるようなキャッチコピーを作れるようになります。

なので是非、興味がある方はこの記事を読んでいただければと思います。

魅力的なキャッチコピーを作るための事前知識

はじめに、結論から話させていただくと、

魅力的なキャッチコピーとは、

「サービスが相手の悩みをどのように解決できるかのイメージさせる x GDTの法則」

を満たすキャッチコピーです。

サービスが相手の悩みを解決できるイメージさせるだけでも魅力的なキャッチコピーになるのですが、GDTの法則を加えることでさらに魅力的になります。

そのためには、以下の内容をまず理解する必要があります。

① ユーザーの悩みを理解する。(ペルソナ)
② 人間の叶えたい3段階欲求を理解する。(GDTの法則)

全体を説明すると、記事の文章が長くなってしまうので、

①ユーザーの悩みを理解する(ペルソナ)

については以下の記事を参照いただけると嬉しいです。

 

人間の叶えたい3段階の欲求を理解する(GDTの法則)

①ユーザーの悩みを理解する(ペルソナ)については別記事で紹介させていただきました。

続いて、GDTの法則について紹介させていただきたいと思います。

GDTの法則は、冒頭でも話した通り人間の叶えたい欲求を3段階で表していて、以下のようなります。

G: Goal(目標)
D: Desire(欲望)
T: Teasers(本性)

また、Goal(目標) < Desire(欲望) < Teaser(本性)の順番で人間の本能に近づくので、言葉を使った際の訴求力も強くなっていきます。

これから、GDTの法則であるGoal(目標)、Desire(欲望)、Teaser(本能)がそれぞれどういう意味を持っているか詳しく説明していきたいと思います。

Goal(目標)

まず、GDTの一つ目はGoal(目標)です。

Goal(目標)は、人間は時間やお金を使わず、努力せずに目標を達成したいと言う欲求になります。

更に、Goal(目標)は以下のように細かく分類できます。

Time(時間): 時間をかけたくない
Effort(努力): 努力したくない。楽をしたい
Money(お金): お金を払いたくない。お金を欲しい。

Desire(欲望)

続いて、GDTの二つ目はDesire(欲望)です。
Dire(欲望)は、時間・お金・労力をかけてでも愛や富、快適さを求めるという欲求になります。

更に、Desire(欲望)は以下のように細かく分類できます。

Lust(愛・性欲): 愛されたい。性欲を満たしたい。美しくなりたい。モテたい。
Greed(富・名誉): 成功したい。富を得たい。名声が欲しい。
Comfort(快適・不快): 快適な生活がしたい。苦痛から逃れたい。自由が欲しい。

Teasers(本性)

続いて、GDTの3つ目はTeasers(本性)です。
Teaser(本性)は、希少性の高いものや好奇心をくすぐるものに弱い性質を持っています。

更に、Teaser(本性))は以下のように細かく分類できます。

Scarcity(希少性): 人は希少性のあるものに惹かれます
Curiously(好奇心): 人は好奇心を掻き立てるものに惹かれます
Controversy(反社会性): 人は自分の常識を覆す発言に惹かれます

魅力的なキャッチコピーを作る

先ほどまでの内容で、

魅力的なキャッチコピーを作成するために必要な知識であるペルソナとGDPの法則を理解いただけたと思います。

これから、魅力的なキャッチコピーの作り方を伝えさせていただきたいと思います。

重要なので何度も言いますが、

魅力的なキャッチコピーは

「サービスが相手の悩みをどのように解決できるかのイメージさせる x GDTの法則

を満たすキャッチコピーです。

以下の順番で魅力的なキャッチコピーを作っていきましょう。

【魅力的なキャッチコピーの作り方手順】

Step1: ペルソナとペルソナの悩みを考える
Step2: サービスがペルソナの悩みをどのように解決するか考える
Step3: サービスとペルソナの悩みから訴求できるGDTがないか探す。
Step4: Step2とStep3を組み合わせて魅力的なキャッチコピーができないか考える。

Step1: ペルソナとペルソナの悩みを考える

はじめに、提供しているサービスのペルソナとペルソナの悩みを考えましょう。

以下の例は、冒頭にGDTありなしで比較したキャッチコピーに使ったペルソナとペルソナの悩みの例になります。
※今後、このペルソナとペルソナの悩みを使って説明していきたいと思います。

ペルソナのプロフィール
年齢: 32歳
年収: 850万円
結婚:していない
彼女: いない

ペルソナの悩み
①現在、社会人になってキャリアアップのために仕事ばかりしていたけど、そろそろ恋愛がしたい。
②彼女を紹介してくれる友達もいないし、平日は夜遅くまで仕事しているので彼女を探す時間はない
③35歳までには結婚したいので、1年以内には彼女を見つけたい。

Step2: サービスがペルソナの悩みをどのように解決するか考える

続いて、サービスがペルソナの悩みをどのように解決するか考えます。

以下の例は、ペルソナの恋の悩みを解決するためのマッチングアプリサービスの特徴になります。
※今後、このマッチングアプリのサービスを使って説明していきたいと思います。

マッチングアプリのサービスの特徴

①AIを用いて、ユーザーのプロフィールを元にコミュニティーに参加しているユーザーの相性を数値化できる
②①の情報を元に、近くに住んでいる相性の良いユーザー同士をマッチングできる

実際に、サービスがペルソナの悩みをどのように解決するかを考えた結果が以下になります。

相手の出会いがないと言う悩みに対して、AIで相性の良いパートナーを判断してデートまで設定してくれる

さらに上記をわかりやすい文章にしてキャッチコピー化したのが以下になります。

AIで相性の良いパートナーを判断して、デート設定まで行うマッチングアプリ

Step3: サービスとペルソナの悩みから訴求できるGDTがないか探す

これまでに、ペルソナの悩みとサービスの特徴、サービスがペルソナにどのような未来を届けるかを考えてきました。

続いて、ペルソナの悩みとサービスの特徴からペルソナに訴求できそうなGDTを探していきましょう。

今回、以下のようにペルソナの悩みとサービスの特徴からTime(時間), Lust(愛、性欲), Scarcity(好奇心)のGDTを抽出できました。

【ペルソナの悩みから訴求できそうなGDTを探す】

仕事が忙しくて時間がない = Time(時間をかけたくない)

そろそろ彼女が欲しい = Lust(愛、性欲)

【サービスの特徴から訴求できそうなGDTを探す】

AI = 好奇心(Curiously)

次のStep4で先ほど見つけたGDTであるTime(時間), Lust(愛、性欲), Scarcity(好奇心)をキャッチコピーを作る際に含められないか考えていきましょう。

Step4: Step2とStep3を組み合わせて魅力的なキャッチコピーを作成する

最後に魅力的なキャッチコピーを作っていきましょう。

これまでで、Step2とStep3において以下のような結果を得られました。

Step2: サービスがペルソナにどのような未来を届けるのかについて

AIで相性の良いパートナーを判断して、デート設定まで行うマッチングアプリ

Step3: ペルソナの悩みとサービスの特徴からGDTを抽出する

Time(時間をかけたくない), Lust(愛、性欲を満たしたい), Curiously(好奇心)

Step2のキャッチコピーに対して、Step3のGDTをどのように組み合わせれば、魅力的なキャッチコピーが出来るか考えていきましょう。

考えた結果、私はGDTを以下のような言葉として表現しました。

Curiously(好奇心) = 「最新」

Time(時間) = 「自動的に、プロフィールを登録するだけで、週に1回」 

Lust(愛・性欲)  =「好きな人に出会える」 

その結果、以下のようなキャッチコピーを作りました。

最新のAIで自動的にマッチング。
プロフィール登録するだけで、週に1回好きな人に出会えるマッチングアプリ

どうでしょうか?

冒頭と同様にStep2の段階で魅力的なキャッチコピーにStep4でGDTを加えることで更に良くなったことを感じられたのではないでしょうか。

このように、4Stepで魅力的なキャッチコピーを簡単に作ることが可能なので是非お試しいただければ嬉しいと思います。

Step2までのキャッチコピー

サービスがペルソナの悩みをどう解決するかを表現

【GDTの法則なしのキャッチコピー】

AIで相性の良いパートナーを判断して、デート設定まで行うマッチングアプリ

最終的なキャッチコピー

「サービスがペルソナの悩みをどう解決するかを表現 x GDT」

【GDTの法則ありのキャッチコピー】

最新AIで自動的にマッチング。

プロフィール登録するだけで、週に1回好きな人に必ず出会える

最後に

今回は、「【たった4Step】アプリ開発者のためのサービスを魅力的に伝えるキャッチコピーの作り方」というタイトルで記事を書かせていただきましたが、いかがだったでしょうか?

この記事では、良いサービスを持っているのにサービスの魅力を上手く伝えられずに体験してもらえない方に向けて、魅力的なキャッチコピーを作ることで興味を持ってもらい経験するまで持っていこうということを伝えさせていただきました。

実際に、今回伝えさせていただいたキャッチコピーの作り方を実際に試していただき出来たキャッチコピーを使って、あなたのサービスが少しでも多くのユーザーに届くと嬉しいです。

ありがとうございました。