こんにちは!寺本です!
本日は私のブログメディアにお越しくださり、ありがとうございます!
今回は、「部下のやる気を引き出す!マネージャーが知っておくべき仕事術」というタイトルでお話しさせていただきたいと思います。
あなたは現在、プレイングマネージャーとして働いていて、
自分の業務をこなすだけでも大変な状態にもかかわらず、
忙しい時間の合間を使って、頑張って部下の教育を行なっているのだけれども
部下がなかなか頑張ってくれない、、、
という状況になっていませんか。
今回は、誰でもできる部下のやる気を上げる方法について話していきたいと思います。
あなたが部下のやる気を起こすために知る必要があること
はじめに、あなたは、部下に対してどのように接しているでしょうか?
仕事をお願いして、進捗を確認する
分からないと聞かれたら、都度教えてあげる
など
部下とは会社の業務について必要なコミュニケーションを淡々ととるだけという状況になっていないですか?
これはプレイヤーから能力でマネージャーに昇格して、プレイングマネージャーになった人に良くあるマネジメント方法です。
しかし、残念なことに、このマネジメント方法を続けていくと、
ほとんどの部下が、やる気をなくし、いずれ、あなたについて行けなくなってしまい、最悪辞めてしまう可能性もあります。
何故、部下がについていけなくなるの?
と考える方がおられるかもしれません。
なぜなら、その原因は、
部下があなたに対して
期待してもらっている
と感じていないからです。
つまり、部下があなたに期待してもらっていると感じないと、
部下は頑張れなくなってしまうのです。
なので、あなたが部下のやる気を起こさせるには、
部下の「期待されている」という感覚
をどう上手くコントロールするかが大切になってきます。
今回は、この「期待されている」という感覚を上手くコントロールして、部下をやる気にさせるかについて、以下の順番で話させていただきたいと思います。
①期待されている感の必要性
②部下のやる気を出させる方法
人間のやる気の素(期待されている感)の必要性
まず、①期待されている感の必要性について話していきたいと思います。
何故、あなたの部下が「期待されている」という感覚を感じる必要があるか?
最初に結論から話させていただくと、
人間は
「期待されたい」
という心理を本能的に持っているからです。
言葉だけでは、わかりづらいと思うので例を用いて話させていただきたいと思います。
例えば、大学受験を例にして話していきたいと思います。
【期待されたい心理】大学受験の例
あなたが大学受験を頑張っている周りで、
親や学校の教師、通っている塾の講師など色々な人に
頑張ればできる!!
一生懸命頑張れば難関校にも受かる
と何度も応援されてきたのではないでしょうか。
長い受験期間で辛いと思ったことは何度もあったと思います。
おそらく、その辛いと思った時に、
意識はしていなかったかもしれませんが、
応援してくれる人の顔が少し浮かんで
辛いけど、もう少しだけ勉強しよう、、、
と頑張ってきたのではないでしょうか。
もし仮に、
先ほど応援してくれた親や学校の先生、通っている塾の講師など色々な人が
応援ではなく逆に
どうせ、あなたは出来ない。
あなたには大学は無理!!
勝手にすれば、あなたの人生なんてどうでもいい
とネガティブな事を言われ続けていたら、どうでしょう。
あなたは、現在の大学に入れていたでしょうか?
おそらく頑張る気が起きなくて、
今通っている、もしくは通っていた大学に進学できなかったんではないでしょうか。
このように人間は、
自分だけの気持ちでは、長期間、継続して頑張り続けることができず、
誰かに期待されることで、初めて長期間頑張り続けることができます。
逆に、周りから期待されていないと感じると、
自分だけの気持ちで頑張るよりも、頑張る気持ちがなくなってしまいます。
つまり、あなたは部下にやる気を出してもらうためには部下の「期待されている」という感覚を上手くコントロールする必要があるわけです。
【部下のやる気を出させる方法】
部下の「期待されている」という感覚を上手くコントロールする必要がある。
【何故、期待されている感をコントロールする必要があるのか】
人間は、「期待されたい」という心理があり、
期待された分だけ、何かを実現しようと行動する本能があるから
部下のやる気を出させる方法2選
続いて、②部下のやる気を出させる方法について話していきたいと思います。
先ほど、人間は「期待されたい」と本能的に思っており、
期待することで継続的に頑張ることができるという話をしてきました。
ここでは、相手が「期待されている」と感じるために私がお勧めする行動を2つ伝えさせていただきたいと思います。
①感謝を伝える
②挑戦的な仕事を任せる
感謝を伝える
まず1つ目に感謝を伝えることです。
これは、あなたが部下に何か少しでもお願いして、やってもらった際に感謝を伝えることで相手に期待していることを伝えます。
例えば、以下のような感じです。
【部下のやる気を出させる方法】感謝を伝える例
ある日、あなたの上司から再来週の月曜日までにプロジェクトAの進捗を役員に報告したいので資料を作りたいとします。
その時、たまたま資料に必要なデータが足りないので、
あなたに
「来週の月曜日までにデータ取得しといてもらえる?」
とお願いしたとします。
あなたは、
「わかりました!!」
と言って、期日通りにデータを準備して上司に渡した際に
上司から
「ありがとう!!助かるよ!!これからもよろしく!!」
と感謝してくれると、
あなたは、
「必要とされている!!」
と感じるのではないでしょうか。
一方で、上司が
「そこ置いといて、後で見とくから」
と言われたり、
「あ〜了解。あとで見とく」
と言われたら、
あなたは、どう感じるでしょう。
おそらく、
「自分必要ないのかな?頼むなら誰でも良かったのかな、、、」
と感じると思います。
おそらく理解いただけたのではないでしょうか。
そこまで数は多くないのですが、
全ての仕事は自分が進めていると思っていて、
部下が仕事を手伝うのは、当たり前。
逆に自分が仕事を通して仕事の仕方を教えてあげているという
考えを持っている人もいます。
ただ実際には、上司が求められている成果に達成するために、部下が上司を助けているということを理解して、感謝することで相手に期待していることを示すことがとても大切になります。
挑戦的な仕事を任せる
続いて2つ目は、挑戦的な仕事を任せるです。
こちらも例を用いて説明していきたいと思います。
【部下のやる気を出させる方法】部下に挑戦的な仕事を任せる例
まず、あなたが上司に任せてもらうタスクとして以下の2つがあるとします。
それぞれのタスクを任せられた時、あなたはどう思うでしょうか?
①あなたではなくても誰でもできる仕事
②あなたのレベルでは出来るかわからない挑戦できる仕事
例えば、①の仕事(誰でもできる仕事)をずっと1年間それだけしかやらせて貰わなかったとしたら、あなたはどう感じるでしょうか?
「また、これか、、、」
この仕事は、誰でも出来るし期待されていないんじゃないか、、、
ずっと死ぬまで、この単調な仕事をする必要があるのか、、、
と考えるのでないでしょうか。
一方で、②の仕事(挑戦的な仕事)を任せられたとしたら、あなたはどう感じるでしょうか?
「この仕事は上手く達成できるだろうか、、、」
「でも、他の人じゃなくて自分を選んでくれているということは期待してくれているんだ」
「これが出来れば、自分は必ず成長する」
と考えて、一生懸命に頑張るのではないでしょうか。
このように、実際に言葉で期待していることを伝えることも大事なのですが、実際に仕事を任せる際に、部下のことを信じて、相手の成長のために達成できるかどうかギリギリの挑戦的な仕事を任せてあげることで、相手は自然と期待されていることを感じ取り、一生懸命に頑張ってくれるようになります。
最後に
今回は、「部下のやる気を引き出す!マネージャーが知っておくべき仕事術」というタイトルで記事を書かせていただきましたが、いかがだったでしょうか?
この記事では、部下にやる気を出してもらうためには、あなた自身が相手に期待をしてあげて相手に「期待されている」と感じてもらえることが大事という話をさせていただきました。
【部下のやる気を出させる方法】
部下の「期待されている」という感覚を上手くコントロールする必要がある。
【期待されていると感じてもらう方法2選】
①感謝を伝える
②挑戦的な仕事を任せる
是非、あなたの部下でやる気が最近出てきていないなと思う子がいれば今回の記事を参考にして行動していただけると嬉しいです。
ありがとうございました。