こんにちは! 寺本です!
本日は私のブログメディアにお越しくださり、ありがとうございます!
今回は、「「デキる部下へ」0から習慣化させる部下への教育」というタイトルでお話しさせていただきたいと思います。
皆さんは、部下の教育をしている時に
「彼が成長するには何が必要だろう?」
「これを出来るようになれば、彼女はもっと成長する」
と思って、知識やサービスをお勧めしたり、やり方を教えても
「口だけでなかなか行動に移してくれない」
「行動が継続しない」
「どうすれば、彼、彼女が成長してくれるんだろう、、、」
と悩んでいませんか?
今回は、こういう悩みを持ったマネージャーであるあなたに向けて、
あなたの意図を部下に伝えて、
「行動してもらい、継続した先に習慣化する」
教育方法について話していきたいと思います。
0から習慣化させる教育方法とは
あなたは、部下にどのような教育をしているでしょうか?
「これをやった方がいいよ」
「今、最新な情報はこれ!」
という風に情報を伝えるだけではないですか?
これでは、多くの部下が継続できない。最悪、行動もしないかもしれないです。
どのようにすれば部下が行動し、継続してくれるか?
それは、
「人間の意識ステージ」
を理解して、相手がどのステージにいるか判断し、最適なアプローチを選んで相手の意識を上げていく必要があります。
部下を0から習慣化させる教育とは
「人間の意識ステージ」を理解して、相手の立っている意識ステージに対してアプローチを変えて、相手の意識を次のステージに上げてあげる教育
【教育するなら知っておくべき!】人間の5段階の意識ステージとは
人間が0から行動し、習慣化するためには、以下の5段階の意識ステージを順番に上げていく必要があります。
無知 → 認知 → 興味 → 行動 → 習慣化
あなたが、部下を教育するためには、この5段階の意識ステージを理解して、相手の立っている意識ステージに合わせて、アプローチを変えていく必要があるわけです。
これから、それぞれのステージがどういうステージなのかを説明していきたいと思います。
【それって何?。まだ何も知らない】無知ステージ
初めに、 無知ステージについて話していきたいと思います。
無知ステージは、「まだ何も知らない」という意識のステージです。
以下の具体例を使って、説明させていただきます。
「あなたがIT企業に勤めていて、仕事の効率が上がらないあなたに上司がプログラミング学習を勧める例」
【無知ステージ】仕事効率化のためのプログラミング学習の例
無知ステージの人は、
上司に何も助言を受けていなくて
「どうやれば、仕事の作業効率が上がるか分からない、、、」
という悩みを抱えている人になります。
【そんなものがあるんだ!!。知っているが行動しない】認知ステージ
2つ目は、認知ステージについてです。
認知ステージは、「知っているが行動しない」という意識のステージになります。
以下の具体例を使って、説明させていただきます。
「あなたがIT企業に勤めていて、仕事の効率が上がらないあなたに上司がプログラミング学習を勧める例」
【認知ステージ】仕事効率化のためのプログラミング学習の例
認知ステージの人は、
「どうやったら仕事の効率が上がるんだろう、、、」
と悩んでいたので、
上司が、
「仕事の効率をあげたいなら今手作業で行っている作業をプログラミングで自動化した方がいいよ」
と教えてくれて、
「へぇー、なるほどプログラミングで自動化すればいいんだ」
と仕事の効率化するには、プログラミングをやれば仕事いいと知る人になります。
【興味津々!!。調べたり、集めたり】興味ステージ
3つ目は興味ステージになります。
認知ステージは「効率的な方法はないか」という意識のステージになります。
以下の具体例を使って、説明させていただきます。
「あなたがIT企業に勤めていて、仕事の効率が上がらないあなたに上司がプログラミング学習を勧める例」
【興味ステージ】仕事効率化のためのプログラミング学習の例
興味ステージの人は、
「仕事の効率を上げるためには、プログラミングを学習する必要がある」
と上司に教えてもらって、
実際にプログラミングをやるために
どういう本を買おうか?
スクールに入ってみようかな?
と効率的な方法を考えている人です。
【始めの第一歩。試しにやってみる】行動ステージ
4つ目は行動ステージになります。
行動ステージは、「試しに行動に移してみた」という意識のステージになります。
以下の具体例を使って、説明させていただきます。
「あなたがIT企業に勤めていて、仕事の効率が上がらないあなたに上司がプログラミング学習を勧める例」
【行動ステージ】仕事効率化のためのプログラミング学習の例
行動ステージにいる人は、
「仕事の効率を上げるためには、プログラミングを学習する必要がある」
と上司に教えてもらって、
実際にプログラミングの本を用意して、試しにコードを書いてみる人になります。
【日常の一部。やらないと違和感、、、】習慣化ステージ
5つ目は習慣化ステージになります。
習慣化ステージは、「毎日するのが当たり前」という意識のステージになります。
以下の具体例を使って、説明させていただきます。
「あなたがIT企業に勤めていて、仕事の効率が上がらないあなたに上司がプログラミング学習を勧める例」
【習慣化ステージ】仕事効率化のためのプログラミング学習の例
習慣化ステージにいる人は、
「仕事の効率を上げるためには、プログラミングを学習する必要がある」
と上司に教えてもらって、プログラミングを学習した結果、
だんだん面白くなっていき、最低でも、毎日15分以上学習するのが当たり前になり、逆にしないと不安な気持ちになるぐらいまで習慣になっている人です。
人間の5段階の意識ステージとは
①無知 → ②認知 → ③興味 → ④行動 → ⑤習慣化
人間の5段階の意識ステージの説明
①無知ステージ
「まだ何も知らない」という意識ステージ
②認知ステージ
「知っているが行動しない」という意識ステージ
③興味ステージ
「効率的な方法はないか」という意識ステージ
④行動ステージ
「試しに行動に移してみた」という意識ステージ
⑤習慣化ステージ
「毎日するのが当たり前」という意識ステージ
【相手を理解すると必ず伝わる】人間の5段階の意識ステージに合わせた教育アプローチ
あなたの伝えたい内容が部下に伝わって、「0から行動して、習慣化する」ためには、以下の人間の5段階の意識のステージを理解して、相手の立っているステージに対して、次のステージに上げられるようにアプローチする必要があると話してきました。
①無知 → ②認知 → ③興味 → ④行動 → ⑤習慣化
これから、それぞれのステージに相手の意識を上げていくには、どのようなアプローチをしていけばいいのかについて話してきたいと思います。
【無知→認知】へのアプローチ
無知から認知へ意識を上げていくアプローチについて話していきたいと思います。
ここでは、相手は「まだ何も知らない」という状態なので、
あなたがするべきことは、
「価値・メリット」
を知ってもらうようにアプローチする必要があります。
以下の具体例を使って、説明させていただきます。
「あなたがIT企業に勤めていて、仕事の効率が上がらないあなたに上司がプログラミング学習を勧める例」
【無知→認知へのアプローチ】プログラミング学習を勧める例
あなたは、
「仕事の効率が悪くて、なかなか仕事が進まない、、、」
と悩んでいます。
そこで、上司があなたへ
「仕事の効率を良くするにはプログラミングを学んだ方がいいよ」
「あなたが毎日やっている仕事を自動化すれば他の作業に時間割けるようになるよ」
と言われたらどうでしょう。
「プログラミングで自動化できれば確かに仕事効率があがる」
「仕事の効率を上げるにはプログラミングも一つの手段だな」
と知ることができると思います。
これが、無知から認知への意識向上してもらうためのアプローチになります。
【認知→興味】へのアプローチ
認知から興味へ意識を上げていくアプローチについて話していきたいと思います。
ここでは、相手は「知っているが行動しない」状態なので、
あなたがするべきことは、
行動に移した先の
「相手の未来」
がどのように相手の理想的な状態になるかを伝える必要があります。
以下の具体例を使って、説明させていただきます。
「あなたがIT企業に勤めていて、仕事の効率が上がらないあなたに上司がプログラミング学習を勧める例」
【認知→興味へのアプローチ】プログラミング学習を勧める例
あなたは「プログラミングで自動化すれば効率よく仕事を進める」ことができることは理解したものの、なかなか行動に移せない状態でいます。
その時に、上司から
「プログラミング覚えれば、仕事効率が終われば、早く帰って良いよ。」
「早く終わった分だけ仕事終わりに好きなことができるようになるよ。」
「好きなことができる時間が出来るどころか、昇格して給料も上がるよ。」
と言われたら、どうでしょう。
おそらく、少しはプログラミング勉強してみようかなと思うと思います。
これが、認知から興味への意識向上してもらうためのアプローチになります
【興味→行動】へのアプローチ
興味から行動へ意識を上げていくアプローチについて話していきたいと思います。
ここでは、
ここでは、相手は「効率的な方法はないか」という状態なので、
あなたがするべきことは、
彼らが次のステージである行動に効率よく意識を上げていくために
「情報やノウハウ」
を提供してあげる必要があります。
以下の具体例を使って、説明させていただきます。
「あなたがIT企業に勤めていて、仕事の効率が上がらないあなたに上司がプログラミング学習を勧める例」
【興味→行動へのアプローチ】部下にプログラミングを教える例
あなたは既に興味津々でプログラミングを勉強しようとしている状態です。
ただ、プログラミングは初めてのことなので、出来れば効率よく学習したいと思い、信頼できる人におすすめの学習方法やノウハウを教えて欲しいと思っています。
その時に、上司から
「プログラミングをするならこの本がいいよ!!」
「この教育アプリが最近はやっているよ!!」
と言われたら、どうでしょう。
おそらく、あなたは
「早速、本を買ったり、アプリを使って学習してみよう!!」
と思って、本を買いに行ったり、アプリをインストールして行動に移るんではないでしょうか。
これが、興味から行動への意識向上してもらうためのアプローチになります
【行動→習慣化】へのアプローチ
行動から習慣化へ意識を上げていくアプローチについて話していきたいと思います。
ここでは、
ここでは、相手は「試しに行動に移してみた」という状態なので、
あなたがするべきことは、
彼らが移した行動を継続化して、習慣化にしてもらうために
「環境」
を提供してあげる必要があります。
以下の具体例を使って、説明させていただきます。
「あなたがIT企業に勤めていて、仕事の効率が上がらないあなたに上司がプログラミング学習を勧める例」
【行動→習慣化へのアプローチ】部下にプログラミングを教える例
あなたは、プログラミングの勉強をし始めたもののモチベーションが上手く保てずに時々、サボったりしてしまいます。
その時に、上司が
「プログラミング言語を使った仕事にアサインしてくれる」
「あなたと同じようにプログラミング学習をしている子を集めて朝活や夜活の場を用意してくれる」
「あなたのために学習で詰まったところを聞いてくれる時間を開けてくれる」
などしてくれたら、どうでしょう。
仲間ができたり、相談相手ができたり、新たな仕事につながると分かるとモチベーションが少し上がって頑張り続けれるのではないでしょうか。
これが、行動から習慣化への意識向上してもらうためのアプローチになります
人間の5段階の意識ステージをあげるアプローチとは
無知 → 認知 → 興味 → 行動 → 習慣化
「価値・メリット」を伝える
【認知→興味】へのアプローチ
「相手の未来」を想像してもらう
【興味→行動】へのアプローチ
「情報やノウハウ」を提供する
【行動→習慣化】へのアプローチ
「環境」を用意する
最後に
今回は、「「デキる部下へ」0から習慣化させる部下への教育」というタイトルで記事を書かせていただきましたが、いかがだったでしょうか?
この記事で伝えたかったことは、一辺倒に自分が伝えたいことを伝えても相手には響かないので、相手の意識レベルに合わせて、アプローチを変えてあげることで相手に響く教育になるということを伝えさせていただきました。
【0から習慣化させる教育とは】
以下の人間の5段階の意識のステージを理解し、相手の立っているステージに合わせてアプローチを変えてあげることで、相手の意識を上げていくことができる教育。
①無知 → ②認知 → ③興味 → ④行動 → ⑤習慣化
人間の5段階の意識ステージの説明
①無知ステージ
「まだ何も知らない」ステージ
②認知ステージ
「知っているが、何も行動していない」ステージ
③興味ステージ
「興味を持って、必要な情報や手続きをする」ステージ
④行動ステージ
「試しに行動に移してみた」ステージ
⑤習慣化ステージ
「毎日するのが当たり前」ステージ
【無知→認知】へのアプローチ
「価値・メリット」を伝える
【認知→興味】へのアプローチ
「相手の未来」を想像してもらう
【興味→行動】へのアプローチ
「情報やノウハウ」を提供する
【行動→習慣化】へのアプローチ
「環境」を用意する
相手にとって、役立ちたいと思う気持ちは、とても良いことで大切なことなので今回の教育の仕方を実際に試して役立ててもらえれば嬉しいです!
ありがとうございました。